冷え症対策 今日からできる冷え症対策 「春」日差しのあたたかい春ですが、冷え症に悩んでいる方は少なくありません。

冷え症対策 「春」のイメージ

春なのに、どうしてこんなに冷えるの?

満開の桜の下、寒さに震えながらお花見をした経験はありませんか? 「ぽかぽか陽気」というイメージの春ですが、実は寒暖の差が激しい季節。ここでは春の冷えの原因と、服装のポイントをご紹介します。

春は天候&気温の変化に注意!

春は低気圧と高気圧の入れ替わりが激しく、コロコロと天気が変わりやすい季節です。「昨日はいい天気だったのに、今日はすっかり雨模様」などと天候が安定しないことから、「春に三日の晴れなし」ということわざもあります。また、春は一年の中でも日較差(1日の最高気温と最低気温の差)の大きい季節。昼間は汗ばむくらいだったのに、夜になったらグッと冷え込む、なんてことも。こうした天候や気温の激しい変化は、自律神経系のバランスを乱しやすく、冷え症をまねく原因にもなるのです。

天気が変わりやすい イメージ

体を冷やさず、おしゃれを楽しむ!

昼間は暖かくても、朝晩の冷え込みが厳しい季節。「そろそろ春らしい装いをしたいけれど、まだ寒いし…」と頭を悩ませている方も多いのでは? 薄手の春物にさまざまなアイテムをコーディネートして、あたたかさをプラスするのが、春先の着こなし&寒さ対策テクニック。たとえば、トレンチコート1枚だけでは肌寒いようなときは、インナーにパーカーカーディガンを組み合わせるのがおすすめ。しっかり防寒しながら、ファッションのアクセントにもなります。

春物のノーカラーコートなら、首回りに大判ストールスカーフをプラスして。冷え症に負けずおしゃれを楽しむには、首、手首、足首など、皮膚が薄い部位を冷やさないようにすることがポイントです。

また、コートなどで上半身の防寒はできても、足元はどうしても冷えてしまいがち。「厚手のタイツをはきたいけれど、春服には合わないし…」そんなときは、薄手素材のレギンスや、グレーなど淡い色合いのタイツを。春物は淡色の服が多いので、全体的な色味に統一感をもたせることが大切です。

体を冷やさず、おしゃれを楽しむ イメージ

春は「自律神経系のバランス」に注意!?

春は新生活開始の季節。でも、進学や就職、引越しといった環境の変化がストレスとなり、自律神経系のバランスが乱れてしまうことも。冷え症をはじめ、さまざまな体の不調と関係の深い、自律神経系についてご説明しましょう。

  • 自律神経系とは?

    体の不調の原因としてよく耳にする、「自律神経(系)のバランスの乱れ」という言葉。自律神経系とは、内臓などの運動や血液の循環、呼吸、体温調節といった体の調子を自動的にコントロールしている神経系で、交感神経系副交感神経系の2つに分けられます。交感神経系は、体を活動モードにする神経。主に、生きるためエネルギーを使って活動する機能を司っています。一方、副交感神経系は体を休息モードにする神経。将来的な活動のために、エネルギーを節約したり蓄えたりする機能を司っています。

    2つの神経系は、スイッチのようにオン・オフが切り替わるのではなく、一方が活発になればもう一方は抑えられるという、シーソーのような関係となっています。これが「自律神経(系)のバランス」です。自律神経系のバランスは、光や気温、ストレスといったさまざまな刺激に合わせて、常に変化しています。

    交感神経系と副交感神経系 イメージ
  • 自律神経系のバランスが乱れると?

    自律神経系は、生命維持にかかわる体の機能をコントロールする神経系。そのため、自律神経系のバランスが乱れると体のあちこちに不調が現れます。たとえば、胃腸。消化・吸収といった胃腸のはたらきは、副交感神経系によって活発になります。ところが、ストレスなどで交感神経系が興奮すると、副交感神経系のはたらきが抑えられ、胃腸の活動が抑制されて食欲不振や消化不良となることがあります。また、冷えと関係が深いとされる血行不良ですが、交感神経系・副交感神経系のどちらか一方が活発になり過ぎても、血行が悪くなってしまうといわれます。

    自律神経系のバランスが乱れる イメージ
  • 自律神経系のバランスを整えるには

    自律神経系は、私たちの意志ではコントロールできません。そのため、自律神経系のバランスが乱れないように、生活リズムを整え、ストレスを溜めないように心がけることが大切です。

    日光を浴びる イメージ

    まず、朝起きたらカーテンを全開にして、日光を浴びる習慣をつけましょう。強い光の刺激が脳に伝わると、「朝が来た!」と認識して交感神経系が活性化し、体が徐々に活動モードとなります。さらに、体をしっかり目覚めさせるには、軽い運動も効果的。歩幅を大きく取って歩いたり、駅のエスカレーターをやめて階段を使ったりすることを心がけましょう。適度な運動で体が温まり、血行も良くなります。

    ストレスを溜めない…といっても、毎日の生活のなかでは難しいですよね。そこで、「あ、今ストレスを感じているな」と気づいたら、大きく深呼吸をしましょう。このとき、鼻から息を吸い、口から長く吐くことを意識しながら行うのがポイントです。副交感神経のはたらきが高まって、心が落ち着くでしょう。朝、日光を浴びて目を覚まし、一日過ごせば、夜には自然と眠くなるもの。「バスハーブ」などの入浴剤を入れたお風呂にゆったり浸かったあと、「ツムラの薬養酒」を飲んで、できるだけ決まった時間に布団に入りましょう。また、眠る直前にスマホやテレビを見ていると、強い光で交感神経系が活発になり、ぐっすりと眠れなくなってしまいます。布団に入ったらスマホやテレビを見るのはやめて、質のよい睡眠を十分にとりましょう。

    こうした規則正しい生活リズムが、自律神経系のバランスを整えることにつながるのです。

    日光を浴びる イメージ 深呼吸 イメージ

冷え対策に

さまざまな対策をとっても、つらい春の冷え症や冷えからくる不調でお悩みの方に。ツムラでは冷え対策の製品を取りそろえています。

  • ツムラの薬養酒 製品画像

    ツムラの薬養酒

    第2類医薬品

    10種の植物生薬をアルコールに浸けた薬用酒。冷え症や胃腸虚弱などの滋養強壮に効果。

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  • バスハーブ 製品画像

    バスハーブ

    医薬部外品

    温浴効果を高める6つの生薬抽出エキス配合の入浴剤。冷え症、腰痛、荒れ性などに。

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  • ツムラの婦人薬 中将湯 製品画像

    ツムラの婦人薬 中将湯

    第2類医薬品

    16種の生薬からなる婦人薬。更年期障害(のぼせ、不眠、イライラ)や冷え症などを改善。

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  • ツムラの女性薬 ラムールQ 製品画像

    ツムラの女性薬 ラムールQ

    第②類医薬品

    19種の生薬+8種のビタミンが不快な症状を改善。冷え症や、更年期障害などに。

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  • ツムラ漢方当帰芍薬散料エキス顆粒 製品画像

    ツムラ漢方
    当帰芍薬散料エキス顆粒

    第2類医薬品

    冷え症で貧血の傾向があり、疲れやすい方の足腰の冷え症、月経痛、産前産後の障害などに。

    製品特長はこちら
  • ツムラ漢方加味逍遙散エキス顆粒 製品画像

    ツムラ漢方
    加味逍遙散エキス顆粒

    第2類医薬品

    肩がこる、疲れやすい、イライラするといった方の冷え症、更年期障害、不眠症などに。

    製品特長はこちら
  • ツムラ漢方桂枝茯苓丸料エキス顆粒A 製品画像

    ツムラ漢方
    桂枝茯苓丸料エキス顆粒A

    第2類医薬品

    のぼせて足が冷えるといった方の生理痛や肩こり、頭重、めまい、しみなどに。

    製品特長はこちら