冷え症対策 今日からできる冷え症対策 「秋」 一日のうちでも寒暖差が出てくる秋。本格的に寒くなるこの時期から冷え症対策を!

冷え症対策 「秋」のイメージ

秋のお疲れ顔は 目の下の“くま”が原因!?

秋になると、さまざまな肌トラブルが目立つようになります。これは、夏の間に紫外線ダメージや冷房による冷えなど、肌にとって過酷な状態が続き、その疲れが秋に出てしまうからです。そのような状態で目の下にくまがあると、ますます顔色が悪く見られたり、老けて見られたりと、一気にお疲れ顔に。目の下にできるくまにはいくつか種類がありますが、冷えと深い関係のある“青くま”について見ていきましょう。

青く見える“くま”は、血行が悪い証拠!

青くまが目立つ原因のひとつに、皮膚の厚さがあります。目の周りの皮膚はとても薄く、毛細血管が通っています。目の酷使や冷えなどで、毛細血管の血流が悪くなるとうっ血し、その部分の皮膚が薄く透けるために青黒く見え、青くまとして目立つようになるのです。青くまは、目の下をひっぱると色が薄くなるのが特徴。冷えのほか、睡眠不足、体調不良、ストレスなどでも血流が悪くなると現れやすくなります。

青くまイメージ

ホットタオルやメイクで“くま”を撃退!

青くま対策には、何といっても血行を良くすることが大切です。アイマスクやホットタオルなどで目の周りを温めることを心がけましょう。さらに、青くまは生活習慣の影響を受けるため、質の良い睡眠を心がけるとともに、冷やしてしまった体をしっかり温めるためにも湯船に入ることをおすすめします。
また、できてしまったくまには、チークコンシーラーが強い味方です。青みを打ち消すオレンジ系のコンシーラーを使い、さらにチークで血色を与えると、自然に隠すことができます。

ホットタオルで目の周りを温めるイメージ

かんたんポカポカ! 冷え対策ストレッチ

冷えと関係の深い血行不良。血行が悪くなると、肩や腰が凝ったり、足がむくんでしまったりすることもあります。そんなときには、手軽にできて血行を良くするストレッチがおすすめです。気温が低下し、寒くなり始める秋。仕事の休憩タイムやテレビを見ているときなど、ちょっとしたすきま時間に行うだけでも効果的です。

伸ばすだけなのに体が温まる!

長時間パソコンを凝視したり、ずっと同じ姿勢のままでいたりすると、筋肉や関節が凝り固まってしまいます。筋肉には細い血管が無数に通っていて、伸ばしたり縮めたりすることで血液を流す、ポンプの役割もあります。そのため、筋肉が凝り固まると血流が滞ってしまい、凝った筋肉が血管を圧迫して、さらに血行が悪くなるという悪循環に…。ストレッチを行う目的は、この固まってしまった筋肉をやわらかくすること。意図的に筋肉や関節を伸ばすことが、血流アップにつながります。

肩こりイメージ

思い立ったら即実践! すきま時間にやってみよう!

冷えでお悩みの方は、肩こりで悩んでいるケースも多いもの。そこでおすすめなのが、ふだん動かすことが少ない肩周りの筋肉や骨を動かして、血流をアップさせる肩のストレッチです。また、下半身、とくに太もも前面の筋肉には、足先から心臓へと戻る血液を送り出す役割があります。この筋肉を動かすことは、足先や足全体の冷えにも効果的です。すきま時間に座りながらでもできるので、手が空いたときや思い立ったときなどに、試してみてください。

■肩のストレッチ(1)

  1. 背筋を伸ばして、正面をまっすぐ見ます。
  2. 両肩をすぼめるように上に動かして止めます。
  3. ひと呼吸をおいてから、脱力するようにストンと肩を落とします。
肩のストレッチイメージ

■肩のストレッチ(2)

  1. 両ひじを曲げて肩をつまむようにして、手を置きます。
  2. 腕の力を抜き、ひじで大きな円を描くように、肩を下から上へとゆっくり交互に動かします。
  3. 肩甲骨周りの筋肉をしっかり動かすことを意識しながら、気持ちよいと感じるぐらい、繰り返しましょう。
肩のストレッチイメージ

■下半身のストレッチ

  1. 椅子に深く座り、背もたれに背中をくっつけます。
  2. 足全体がまっすぐになるように、つま先を伸ばします。
  3. 伸ばしたつま先をピンと立てるように足首を曲げます。
  4. 再び足首を伸ばして、つま先を元の位置に戻します。
  5. ふくらはぎに負荷を感じるまで、繰り返しましょう。

※上半身と下半身が直角になるぐらい太ももを上げた状態で行うと、より太もも前面の筋肉が鍛えられます。

下半身のストレッチイメージ

ストレッチをするときのポイントは「反動やはずみをつけずに、ゆっくり伸ばす」「まずは息を吸って、伸ばすときに吐く」「痛みを感じるときは無理やり伸ばさない」の3つ。「気持ちよいと感じる」まで伸ばして、その状態をキープしましょう。

いつでもできる! 冷えに効くツボ

“ぶるっとする”“手足が冷たい”と感じるときに、おすすめしたいのがツボ押し。特別な道具はいらず、どこでも簡単に刺激できる、冷えにおすすめのツボをご紹介します。

ツボを刺激するだけで、体の調子が整う!

東洋医学では、体の調和を保つためにエネルギーが全身をめぐっていると考えます。エネルギーの流れがスムーズだと、体のバランスが保たれ健康を維持できますが、流れの一部が乱れたり、滞ったりすると不調が現れやすくなります。このエネルギーの通り道にあるとされているのが“ツボ”です。調子が良くないとき、その不調と関連するツボを刺激することで、血液などのめぐりがよくなり、不調の改善につながるとされています。WHO(世界保健機構)が認めるツボの数は、全身で361カ所。そのなかでも、冷えに効くとされるツボをご紹介しましょう。

ツボイメージ

冷えに効くツボを押してみよう!

冷えを感じたとき、ツボを押すだけでも体がポカポカしてきて、効果はバツグン! 手にあるツボは、休憩中や歓談中でもこっそり押すことができます。また、足にあるツボはお風呂上がりや夜寝る前など、リラックスタイムに時間をかけてゆっくり刺激しましょう。

■手の甲(1):合谷(ごうこく)
親指と人さし指の付け根から、少しだけ人さし指寄りのくぼんだところ。反対の親指で押すとジーンという痛みを感じる場所です。緊張をほぐすはたらきや、目や歯の痛みにも効くとされ、“万能のツボ”とも呼ばれます。

■手の甲(2):陽池(ようち)
手首の真ん中にある、くぼみのところ。血行促進効果のほかに、自律神経のバランスを調整するはたらきが期待できます。

手の甲のツボイメージ

また、ツボではありませんが指先には神経が集まっているため、爪のつけ根を押したりもんだりすることで、血行促進効果が期待できます。

手の甲のツボイメージ
手の甲のツボイメージ

■足の甲:太衝(たいしょう)
足の甲で、親指と第二指の骨が交わるところにあるくぼみ。冷えのほか、リラックス効果も期待できます。

足の甲のツボイメージ

ツボを押すときは、親指の腹を当てて力をかけながら「心地よい」と感じる強さで刺激することがポイントです。ストレッチとツボ押しが終わったら、寝る前に「ツムラの薬養酒」を飲むのがおすすめ。寒さ本番の冬に備えて、体の内側からも冷え対策をしましょう。

冷え対策に

さまざまな対策をとっても、つらい秋の冷え症や冷えからくる不調でお悩みの方に。ツムラでは冷え対策の製品を取りそろえています。

  • ツムラの薬養酒 製品画像

    ツムラの薬養酒

    第2類医薬品

    10種の植物生薬をアルコールに浸けた薬用酒。冷え症や胃腸虚弱などの滋養強壮に効果。

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  • バスハーブ 製品画像

    バスハーブ

    医薬部外品

    温浴効果を高める6つの生薬抽出エキス配合の入浴剤。冷え症、腰痛、荒れ性などに。

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  • ツムラの婦人薬 中将湯 製品画像

    ツムラの婦人薬 中将湯

    第2類医薬品

    16種の生薬からなる婦人薬。更年期障害(のぼせ、不眠、イライラ)や冷え症などを改善。

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  • ツムラの女性薬 ラムールQ 製品画像

    ツムラの女性薬 ラムールQ

    第②類医薬品

    19種の生薬+8種のビタミンが不快な症状を改善。冷え症や、更年期障害などに。

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  • ツムラ漢方当帰芍薬散料エキス顆粒 製品画像

    ツムラ漢方
    当帰芍薬散料エキス顆粒

    第2類医薬品

    冷え症で貧血の傾向があり、疲れやすい方の足腰の冷え症、月経痛、産前産後の障害などに。

    製品特長はこちら
  • ツムラ漢方加味逍遙散エキス顆粒 製品画像

    ツムラ漢方
    加味逍遙散エキス顆粒

    第2類医薬品

    肩がこる、疲れやすい、イライラするといった方の冷え症、更年期障害、不眠症などに。

    製品特長はこちら
  • ツムラ漢方桂枝茯苓丸料エキス顆粒A 製品画像

    ツムラ漢方
    桂枝茯苓丸料エキス顆粒A

    第2類医薬品

    のぼせて足が冷えるといった方の生理痛や肩こり、頭重、めまい、しみなどに。

    製品特長はこちら